通販でめがねを購入

私の主な仕事はプログラマーです。
コンピュータ上で動作するプログラムを作ることです。
朝から晩までずっとパソコンの画面に向う毎日です。

そんな仕事を二十数年、続けてきました。
1日の作業が終わる頃には、目が疲れていたこともよくありました。
でも若い頃は一晩も寝れば回復、翌日の作業はまったくへっちゃらです。

しかし年と共に、目の疲れの限界がきました。
ある朝、起きたら部屋がボケて見えます。
意識してピントを合わせないと、見えません。
特に20~30cmの距離が辛かった。
このまま仕事を続けると、目がだめになるのはと心配になります。

当時は40歳も後半になってました。
老眼が始まってもおかしくない年齢です。

近所の100円ショップに駆け込み、老眼鏡を買います。
税込105円なので、気楽にお試しです。
初期の老眼鏡を選びます。
度数は+1.0です。

「105円の安物で大丈夫?」と不安はありました。
しかし掛けてみると手元の資料がはっきりと見えます。
「もう老眼が始まっているんだ」とショックを受けました。

近所で安い老眼鏡が買えない時は、通販で1000円程度で売られてます。

老眼鏡を使ってみたら、問題点がありました。
めがねを掛けたままでは、パソコンの画面がボケて見えません。

老眼鏡は、本を読む距離(30cm程度)に合わせて作られているからです。
ディスプレイまでの距離(50~60cm程度)で使うのは無理でした。

あともうひとつ、問題があります。
100円ショップで売られている老眼鏡は左右が同じレンズです。
しかし人の目は、両眼が同じ見え方ではありません。
当然左右の度数が違ってきます。

通販ショップを調べたところ、左右を違う度数のレンズでオーダーできる
店舗がたくさんあることが分かります。
問題は解決しました。

ここまでの話で、通販でめがねを作るよりも
「眼鏡屋で検眼して作れば良いのでは?」
との声もあるかと思います。

確かにその通りだと思います。
でもいきなり眼鏡店に行って、自分に合うめがねを店員さんに
伝えることも難しいのでは?
特に初めてのめがねを作る場合は、尚更です。

めがねという道具は、目にぴったり合わないと使えない。
でもはじめからぴったりしたものを探すことも、とても難しい作業です。

なぜなら、めがねがどのような場面で使われるのかは、
人それぞれで違ってくるからです。
めがねを掛けて実生活を続ける中で、思わぬ不具合に気づきます。
そんな経験を積み重ねて、
はじめて自分にぴったりのめがねが作れるようになるんです。

通販でめがねを購入する利点は、なんといっても安価にめがねが買える事。
最初に買うめがねでは、不具合になる可能性が高いですよね。
だからまずは安いめがねで試してみるのです。

そうした経験を積んだ後で、自分にぴったりのめがね購入に反映させるのです。

最初に購入しためがねが、すでに理想に近いのであれば、
そのメガネをお店に持って行って
店員さんに具体的な要望を説明すれば
自分にぴったりのメガネができるあがる確率がぐんと高まります。

私の場合、100円ショップで買ってきた老眼鏡でパソコン画面を見るとぼけます。
そこで老眼鏡を使って、
パソコン画面が一番楽に見ることができるめがねの度数を計算しました。
また左右の目の見え方にも、若干の違いがあるので、左右を別々に測ります。

はっきりと度数が分かっている老眼鏡(+1.0)を使うので、
計算によって最適な度数が計算できます。
方法は簡単で、その老眼鏡付けた状態でぼやけずにはっきり見える
距離(遠地点)を調べるだけです。
私の場合は

右目は40cm
左目は45cm

でした。

あとはパソコン画面を無理なく見ることのできる度数を
Flashプログラムで計算します。
遠地点、掛けているめがねの度数、
ディスプレイ画面までの距離を入力すると、
最適な度数が計算できます。
只今作成中で、完成次第公開します。

近視の場合は、めがねを外した状態(裸眼)で、遠地点が測れるでしょう。

目の良い方、遠視の方は裸眼では遠くまではっきり見えてしまうので、遠地点が測れません。
度数の低い老眼鏡で矯正することで、遠地点(ぼけるところ)が測れるようになります

度数が明確であれば、老眼鏡は100円ショップで売られているもので十分です。
安い老眼鏡で、精度が悪く誤差がありますが、測定方法もそんなに厳密でないので大丈夫。
誤差も吸収されてしまいます。

私のぼける地点(遠地点)と老眼鏡の度数(+1.0)から計算した最適な度数とは

右目 +0.50
左目 +0.75

のレンズであればディスプレイ画面まで距離(50cm)を楽に見ることができます。

計算結果の度数は
目の良い人、遠視の人、老眼の人はプラスになります。
中程度の近視以上の方はマイナスです。

めがねの度数が求まりました。
はじめはお試しなので安いものを買いましょう。
今回は楽天市場の「メガネのアスリー」さんで注文。
送料込でも千五百円程度です。

数日後にめがねは届きます。
掛けてみたところ、度数はあっていました。
でも残念なことに、めがねの幅が狭くて掛け心地がしっくりきません。

ここで通販でメガネを注文する前に、
もうひとつ測かっておきたい項目があることに気付きます。
それは瞳孔間距離(PD)です。
左目の黒目の中心から右目の黒目の中心までの距離のことです。
ミリ(mm)単位で測ります。
顔に定規をあてた状態で、鏡を見ながらであれば測れる。

PD 65

日本人の平均は60mm~64mmなので少し横に広い顔でした(^ ^)

次に瞳孔間距離(PD)が指定できる、通販ショップを探すことにします。
これもすぐに見つかります。

今回は楽天市場の「イ~メガネ」を使います。
「イ~メガネ」は楽天みんなのレビューで、
店舗評価がいつもトップクラス(4.64 2010.03.14現在)なので安心です。
3800円セット眼鏡を選んで、PD(65)と度数(右:+0.5,左:+0.75)を
入力すれば購入できます。

これで自分の顔の大きさにぴったりのめがねが手にすることができました。
長い時間パソコン画面を見つめても大丈夫です。
疲れ目軽減に成功です。

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コメント

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